津幡町少年相撲教室は昭和48年に設立され、現在毎週火曜日と土曜日に津幡町総合体育館で元気に稽古をしています。教室の活動は津幡町相撲連盟や教室生の保護者の方々の協力、また稽古には津幡南中学校相撲部の部員にも胸を貸してもらいながら活動しています。
石川県は相撲王国と言われており、金沢市の石川県卯辰山相撲場では毎年、高校相撲金沢大会や全日本大学選抜相撲金沢大会が開催されています。本クラブが活動している津幡町は金沢市の隣に位置しており、毎年全国から選抜された強豪選手が参加する全国選抜社会人相撲選手権大会が開催されています。その大会終了後には、町内の小学校9校の高学年代表選手が参加する津幡町子ども会相撲大会が開催されており、相撲が盛んな町であります。
一時期は相撲人気の低迷もあり、教室生も減少傾向にありましたが、平成25年度から津幡町相撲連盟の主催で幼児から小学校低学年対象の津幡町ちびっ子相撲大会の開催を始めた成果もあり、現在は15名を越える児童の参加をいただいています。
平成30年度は全国少年相撲選手権大会では6年ぶりに3位入賞、全日本小学生優勝大会5年生の部で準優勝、他にも北信越大会や県大会でも入賞するなど、多くの成績を残すことができました。
今後はより多くの子どもたちに相撲を好きになってもらえるような活動の考案や、大会での入賞はもちろんのこと、挨拶や返事があたりまえにできるような人材育成をこの相撲教室の活動を通じてできればと思っています。
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