岡崎市相撲教室は昭和54年に市内小中学生を対象に指導を開始し、現在毎週水曜日と日曜日に岡崎市中央総合公園相撲場にて元気に稽古に励んでいます。教室の活動は岡崎市相撲連盟主催で保護者の方々の協力と教室卒業生にも胸を出してもらいながら活動を行っています。
愛知県は毎年大相撲名古屋場所や大学実業団相撲刈谷大会が開催される程で相撲ファンは多いのですが実際に競技を行なう選手は少なく決して相撲どころとは言えません。県内には相撲が出来る環境が少なく、当教室が活動している岡崎市に1時間半以上掛けて通っている生徒もいる程です。
卒業生には元大関琴光喜、元幕内玉飛鳥をはじめアマでも実業団横綱、高校横綱 平成11年より新設の女子部では超軽量級、軽量級の全国大会優勝者を輩出しています。
現在は男女合わせて25名程が参加して基礎を大事に稽古しています。前出の琴光喜の息子兄弟も所属し親子二代で活躍しています。又、昨年度より女性コーチを配置して女子選手のケアーも厚く行っています。強化については県内外の大会や相撲クラブ等で行なう合同稽古や合宿も精力的に参加して競技力、コミュニケーション能力の向上や協調性を養える様に色々企画し活動しています。
令和元年は白鵬杯個人1年生の部優勝、全日本女子相撲郡上大会中学生超軽量級優勝、他にも各大会で好成績を残すことが出来ました。
今後はもっと多くの子ども達に相撲を通して体力向上・健康増進を図り、大会入賞だけでなく相撲の面白さ、礼儀礼節の大切さ、に接しながら健全育成に努めて行ける様、相撲教室の活動を続けて行きたいと思っています。
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